英検3級って何点とれば合格できる?
合格ラインとかあるのかな?
英検3級にギリギリでもいいから合格したいです。
どれぐらいのスコアを取れば良いのか教えてください。
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英検3級の勉強を開始する前に、英検3級の事をよく理解する必要があります。
そのためには「何点とれば、どれぐらい正解すれば合格となるのか知りたい!」と考えるのは極めて自然な事です。
そこで今回の記事では英検3級の合格ラインやギリギリ合格できるスコアについて詳しく解説していきます。
英検公式サイトの情報を合わせて確認すると理解が深まると思います。
英検3級の「合格ライン」ってなに?
英検公式サイトには「合格ライン」という言葉はありません。「合格ライン」とは多くの方が「このスコアをとれば合格できる」と考えているスコアかと思います。
上記に該当するのは「合格基準スコア」という言葉となります。
英検3級の「合格基準スコア」以上のスコアを獲得できれば合格となります。
英検3級の合格基準スコア以上のスコアを獲得できれば合格という事ですね。
合格基準スコアについてもう少し詳しく教えてほしいです。
わかりました。合格基準スコアについて説明するためにまずはCSEスコアについて解説します。
英検3級 英検CSEスコアについて
英検には英検CSEスコアと呼ばれるものがあります。合否はこのCSEスコアで判断されます。
英検3級のCSEスコアの満点は1650点です。各技能のCSEスコアは均等であるため、各技能のCSEスコアの満点は550点となります。
CSEスコアは統計的手法を駆使して算出されているため、受験者の方々が自分の生徒数でCSEスコアを算出する事は出来ません。
更に、同じ正当数であっても、回次によってスコアは異なります。
英検3級の一次試験はリーディング、リスニング、ライティングがあります。これら三つの技能のCSEスコアの合計値が合否をわけます。
英検3級 合格ラインと合格基準スコアについて
英検は各級において合格基準スコアというものを定めています。
そして英検3級(一次試験)の合格基準スコアは1103です。
この1103という合格基準スコアこそが英検3級の合格ラインとなります。
リーディング、リスニング、ライティングのCSEスコアの合計値が1103以上であれば英検3級一次試験に合格できます。
CSEスコアの合計値が1102という場合は不合格になります。英検3級の合格ラインである合格基準スコアは1103であり、1点たりないため不合格となります。
英検3級の合格ラインである合格基準スコアは英検公式サイトにて公開されています。
- 英検の合否はCSEスコアの合計値で判断される
- 合格ラインが意味するのは「合格基準スコア」
- 英検3級一次試験の合格基準スコアは1103、CSEスコアの合計値が1103以上であれば合格となる
- CSEスコアの合計値が1102以下であれば合格基準スコアを満たしておらず、不合格となる
なるほど、リーディング・リスニング・ライティングの三つのCSEスコアの合計値が1103以上であれば合格という事ですね。
その通りです。
次は英検3級をギリギリ合格できるスコアについて解説していきます。
英検3級 ギリギリ合格できるスコアとは
英検3級をギリギリ合格できるスコアってどれくらいだろう?と考えている方は非常に多いのではないでしょうか。
英検3級をギリギリ合格できるスコアというのは、「合格基準スコア」を意味します。
英検3級一次試験の合格基準スコアは1103です。仮に1点たりず、1102という場合は不合格となってしまいます。
- CSEスコアの合計値が1102の場合:不合格となるためギリギリ合格できるスコアとは言えない
- CSEスコアの合計値が1103の場合:合格基準スコアである1103を満たしているため合格となる ギリギリ合格できるスコアと言える
CSEスコアの合計値が1103がギリギリ合格できるスコアという事は分かりました。
次の質問ですが、何問ぐらい正解すればギリギリ合格できるのでしょうか。
次で解説していきます。
英検3級 何問正解すればCSEスコアの合計値が1103を満たすのか
ここで一旦おさらいです。
英検3級の一次試験については、CSEスコアの合計値が1103を満たしていれば合格でした。
しかし、何問ぐらい正解すればCSEスコアの合計値が1103を満たすのでしょうか。
CSEスコアに関するおさらいですが、CSEスコアは自分自身の正答数のみから正確なCSEスコアを算出する事ができません。よって、何問正解すればCSEスコアの合計値が1103を満たすのか正確な点は分かりません。
しかし、英検は合格となる目安を英検公式サイトに掲載しています。
英検が公表している合格となる目安
英検公式サイト
上記の通り「2級以下は各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格されています」という案内となっています。
ここでいう技能とはリーディング・リスニング・ライティングを意味します。
つまり、リーディング・リスニング・ライティングの三つについて6割程度の正答率の受験者の多くが合格されているという事を意味します。
- 「6割程度」という記載です。6割ぴったりではないので注意が必要です。
- 「各技能の正答率」です。一つだけ6割程度であり、その他二つの技能が6割を大きく下回る場合不合格となってしまいます。
- 「各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格」という記載です。6割程度の受験者が必ず合格とは記載されていないので誤解しない様にしましょう。
CSEスコアでいえば1103という合格基準スコアを満たす必要があります。
そして、各技能の正答率が6割程度であれば、受験者の多くが合格です。
その為にはどれくらいの正答数が必要かを一緒に確認していきましょう。
英検3級 何問正解すれば合格か
- リーディング:30問
- リスニング:30問
- ライティング:1問(素点としては16点満点)
- リーディング:18問正解
- リスニング:18問正解
- ライティング:16点満点中10点獲得
上記の正答数がギリギリ合格できる正答数です。
但し、「各技能6割程度の正答率の受験者の多くが合格」であり、決して「全員」ではありません。上記の正答数であっても必ずしも合格となるわけではありません。
英検3級 より確実に合格を目指す場合
より確実に英検3級の合格ラインである合格基準スコア1103を満たすためには各技能6割程度の正答率ではなく、「各技能7割程度の正答率」を目指す事をおすすめします。
- リーディング:21問正解
- リスニング:21問正解
- ライティング:16点満点中12点獲得
上記の正答数であれば、ほぼ間違いなく合格できるかと思います。
6割程度ではなく、7割の正答率を目指す事がおすすめです。
まとめ
今回は英検3級の合格ラインとギリギリ合格できるスコアについて確認してきました。
ジェントルとしては、ギリギリで合格を狙うのではなく各技能7割の正答率を目指し、余裕をもって合格する事をおすすめします。
以上で今回の記事は終了となります。
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